スクワレンの発見

深海鮫の肝油は、2000年以上も昔から漁師たちが使い始めたとも云われています。深海鮫の肝油成分に関する最古の書物は、中国・明の時代(1365〜1644年)の漢方薬に関する『本草綱目』です。

そこには、鮫の肝油成分には解毒効果があること、皮膚病、アレルギー、喘息、感染症、腫瘍など様々な病気に効果があることが記されています。

 

1906年に東京工業試験所の辻本満丸博士が、駿河湾で捕獲されたクロコザメの肝油から、ある多価不飽和炭化水素物を発見し、後にスクワレンと名づけました。

その後、スイスのノーベル賞受賞者のカーラ博士やスコットランドのサー・ヒールブロンなどの研究により、スクワレンの解明がなされ、スクワレンは人間の生体内にも存在しており、人体組織細胞に酸素を補給して、新陳代謝を促すという作用があり、体内組織の蘇生に大きな力を発揮することがわかりました。

のちに辻本博士は、酸化しやすいスクワレンに水素を添加すると、分子構造が安定することを発見し、それまで化粧品としては使えなかったスクワレが化粧品の原料として使えるようになったのです。

 

 

スクワレンの働き

スクワレンは水を水素と酸素に分解して水素を自ら取り込み、酸素を体内細胞に送り込む性質をもっていることが判明しました。

体内細胞に送りこまれた酸素は細胞内でエネルギーを生み出し、新陳代謝を促します。

水深300m〜1000mに棲息している深海鮫はこのスクワレンの働きによって、低酸素の環境でも暮らすことができると考えられています。

スクワレンは鮫と同様にヒトの体内でも生成されていることが分かりました。人間の場合、10代の成長期までは生成される量がもっとも多いのに対して、それ以後は加齢とともに減少していきます。スクワレンの減少によって、老化現象が進行する可能性が高くなります。

スクワレンの減少をサプリで補給することで、老化現象の進行を抑制する効果が期待できます。スクワレンによる新陳代謝の促進は、体内の各臓器の機能を高めるので、健康維持につながります。

スクワレンによる作用として、体脂肪の分解や抗酸化作用、ホルモンの活性化、免疫力強化、殺菌作用などを向上させることが知られています。よって十二指腸潰瘍や胃潰瘍、肝炎、ガン等さまざまな病気の改善、また生活習慣病の予防に効果的と言われています。

 

スクワレンは化粧品にも使われています

スクワレンは新陳代謝を促進するので、お肌との相性もよく抜群です。

スクワレンが最初に人体に用いられたのは、化粧品や医薬軟膏などの原料としてす。

スクワレンは無味無臭で保水効果が高く、しかも皮膚に対する潤滑性、浸透性にも優れているので、肌にうるおいを与えるスクワランオイル。女性用のスキンケア製品にも配合されています。

 


 

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